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2015/06/01

ワコムのサイン用液晶ペンタブレット、NTTデータ提供のクラウド型 総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch®」のデジタルサイン用端末に採用

今年9月から株式会社NTTデータが提供開始予定のクラウド型総合決済プラットフォーム「CAFIS Arch® (アーチ)」にて使用されるデジタルサイン入力用端末として、世界各地の 企業や金融機関等で導入が進んでいるワコムのサインタブレット主力モデル「STU-430」が 採用される運びとなりました。 

Cafis    stu 430

    (CAFIS Arch®のシステムの一例)          (ワコムのSTU-430)               


「CAFIS Arch」は店頭の決済端末、タブレットPOS等に対して、多様な決済機能を提供するクラウドサービスで、利用シーンによって端末を自由に選択できることに加え、クレジット、デビット、電子マネー等、キャッシュレス化を促進する多様な決済手段を利用できるのが特長です。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを控え、訪日外国人の増加傾向が加速する中、免税書類発行や多通貨決済等、外国人向けサービスの拡充にも強みを発揮します。

また、「CAFIS Arch」に接続される端末は、日本クレジットカード協会(JCCA)が定める、クレジット/デビット/ICなどの各種カード決済データ送受信や信用照会などの機能を担う、共同利用端末「INFOX(インフォックス)端末」としても利用可能で、ワコムの「STU-430」と合わせてシステムを構成することで、デジタルサインを利用した伝票のペーパーレス化が可能になります。

「CAFIS Arch」の提供開始によって新たな市場領域が形成されるに際し、ワコムが培ってきた サインタブレットや液晶ペンタブレット開発における実績と、デジタルペンとデジタルインクを活用した最先端の取り組みなどが評価され、このたびの採用に至ったものです。ワコムは、新規市場における利便性の高いデジタルサイン入力の普及によるキャッシュレス取引の広がりをサポートするとともに、その発展に貢献していきます。


【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、1983年に創業し、現在では日本を含めた全世界150 カ国以上で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。当社はまた、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。
当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom® feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。ECADシリーズは、主に国内製造業向けに提供している電気設計用CADソフトです。
以上のように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。 

※ワコム、ECAD、ECAD dio、Wacom feel IT technologiesは株式会社ワコムの商標または 登録商標です。
※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が 生じる場合があります。 

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